カードローンを利用する人

アベノミクス効果により、株価は1万4000円までに回復、円相場も70円台から一気に100円台を越えるまでに、円安が進みました。これに伴い、輸出業を始めとした企業の業績も、上向きを見せ始めています。しかし、企業の業績回復が、まだまだ一般家庭に下りて来たとはいえません。こうした社会背景の中で、銀行や消費者金融などから、ローンを組む人の数は増加をしています。特に、小口融資のカードローンの利用者数は、右肩上がりが続いています。ちなみに、カードローンの利用目的で一番多いのは、遊興費になります。しかし、利用者の中には、家計を遣り繰りする中で、小口のカードローンを繰り返す人も、多く含まれているといえます。その一方では、高い所得のある人も、カードローンを頻繁に利用しています。但し、高所得の人がカードローンを利用する目的は、家計費の補填などではなく投資資金の調達など、趣味嗜好への利用が主な目的となります。また、一度でもカードローンを利用した人の大半は、繰り返し利用するようになります。但し、お金に困っている低所得の人ばかりが、繰り返し利用を行っているのではなく、高所得者層にもリピーターの傾向は見られます。どちらにしても、カードローンが繰り返し利用されるリピート率が高い理由は、小口融資の安心感に加えて、利便性の向上が大きな要因ではないでしょうか。その一方で、WEB申込みなど利便性の向上は、利用者層の拡大にも繋がっています。これまで、カードローン利用者の約7割は男性が占めていました。しかし、最近では女性の利用者が、少しずつシェアを広めています。特に、女性のカードローン利用者は、20歳代〜30歳代の若い世代が、中心となっています。これは、買い物欲の高い若い世代と、子育てで家計の厳しい世代が、この年齢層の中心となっているからといえます。このように、カードローンを利用する人には、若者や女性などといった層へ、拡大していることが特徴になっています。

日本ではクレジットカードの普及が、随分と進みました。例えば、クレジットカードを用いた決済は、流通市場全体の約3割にまで拡がっています。こうした、クレジットカードの普及が進むにつれて、カードを用いたカードローンの利用者も、飛躍的に増加をしています。その背景には、アベノミクスによる経済成長が期待される中で、個人の所得増にまで結びついていない現状もあります。各家庭における家計への補填やつなぎの資金として、カードローンを利用する人も少なくないからです。カードローンの使用目的を調査したデーターでは、娯楽や遊興費等を利用目的とする人が約48%に対し、生活費の補填を理由とする人も約42%になります。また、カードローン利用者の特徴として、リピーターの多い点を挙げることが出来ます。カードローン利用者のおおよそ3割の人が、定期的に利用を繰り返しています。但し、所得の低い人が定期的にカードローンの利用を繰り返しているとはいえません。実は、定期的に利用を繰り返す人の割合が、最も高いのは世帯年収800万円〜1000万円の高所得者層になります。これは、生活費に充当するのではなく、投資による資産形成などへの利用が目的となっているからです。インターネット環境の普及とカードローンの形態が多様化する中で、スピーディな対応と24時間いつでも借入れが出来る利便性の高さが、投資などへの利用目的にも適しているからです。その反面、世帯年収が400万円以下の層では、6割に近い人が生活費への補填を利用目的に挙げています。また、カードローンの平均借入額は、10万円未満の人が全体の6割以上にもなります。ATM機の設置が充足する中で、少額の借入が簡単に行えることが理由といえます。ちなみに、世帯年収1000万円以上の高所得世帯であっても、平均借入額10万円未満が約6割を占めており、全体の平均と差異はありません。従って、カードローンは利便性を高めることで、少額融資の分野で飛躍的に成長を遂げてきたといえます。

これまでカードローンの支払い方には、数種類の方法が取り入れてきました。しかし、近年では、リボ払い方式と呼ばれる方式が、支払い方法の主流となっています。このリボ払いのネーミングは、誰もが一度はTVコマーシャルや新聞・雑誌等で、耳にしたり目にしたことがあるのではないでしょうか。そもそもリボ払いは、クレジットカードに取り入れられていた支払い方法として有名になりました。その後、消費者金融のカードローンに取り入れられたのを皮切り、各社のカードローンにも拡がっています。また、リボ払いには、定額、定率、残高スライドの種類のリボ払い方式に分けられます。この3種類の中でも、最近、最も利用されているのが、残高スライドリボ払いと呼ばれるものです。例えば、リボ払い方式で50万円を借り入れた場合、借入残高が25万円以上の時は、毎月2万円の返済を行うが、その後、毎月の返済が進み、借入れの残高が25万円未満となった時には、毎月の返済額も1万円にスライドさせる方式をいいます。これが、従来の10回分割払いならば、50万円の借入れに対して毎月5万円を10回で返済をすることになります。このようにリボ払いは、借入残高によってスライドを起こすラインはあるものの、毎月の返済額は一定に保たれているのが大きな特徴となります。従って、借入残高がまだ残っている時点で、カードローンの追加利用を行ったとしても、毎月の返済額は変わりません。これが、分割払いと大きく異なる点になります。但し、返済額が一定なことに安心を抱き過ぎると、ついつい借入れを繰り返してしまいます。このリボ払いの最大のデメリットが、借入れを繰り返すことで、返済の満了の期日が見えなくなってしまうことです。まるで、出口の見えないトンネルに入ってしまったようになることです。当然、借入れの残高も把握が難しくなってしまいます。気が付いた時には、借入残高が雪だるま式に増えてしまっていることに注意しなければなりません。 カードローン借り換え.jp

カードローンを利用するには、当然、金融会社の審査をクリアしなければなりません。何故ならば、多くの金融会社は担保も取らずにお金を融資した上に、融資したお金の分割返済を認めているからです。従って、金融会社にとってカードローンとは、貸倒れのリスクを抱えた商売となってしまいます。勿論、カードローンは、金融会社と利用者の信頼関係の上で成立しています。そこで、金融会社が利用者の信頼度を推し量る行為が、審査と呼ばれるものになります。特に、一昔前では、利用者が金融会社の店舗窓口に出向いて、面対での申込みが主流でした。金融会社は面対を行うことで、申込み者の人となりを外見から判断することが可能でした。しかし近年では、非面対式のオンライン申込みが主流となっています。オンライン申込みは、自宅のパソコンや、出先からでもスマホを利用することで、何時でも加入の申込みが可能となります。しかし、オンライン申込みは便利な反面、利用者の顔が見えないリスクを背負っています。そこで、金融会社が利用者の信頼度を精査する手段が必要となります。従って、審査とは金融会社が背負うべきリスクを、低減する為の重要な業務であるといえます。また、加入時における審査の重要度が増すと同時に、その審査方法も変遷を遂げてきています。例えば、審査におけるスピードです。大抵の金融機関では、オンライン申込みに対して自動審査システムを導入しており、30分程度の短時間で審査の完了が達成出来ています。また、審査の簡素化も図られてきました。金融会社はオンラインからの入力情報について、まずは入力漏れや添付資料のチェックを行います。また同時に、信用情報機関への照会を行い、他金融機関からの借入状況について調査を致します。また、審査は利用者や担当者によってブレが生じては、公平性が保たれなくなります。そこで、正確な審査を行いリスクの低減を図る為に、審査に基準を設けて数値化を行うことで、審査ごとの公平性と審査のスピーディ化の実現に至っています。

総量規制の導入に伴い、貸付限度額に年収基準が設けられたことで、追加融資が受けられずに困り果てた人が溢れました。この総量規制の影響を受けた多くの人にとって、最も有効な対策として選ばれているのが、銀行系カードローンの存在になります。その理由は、総量規制が貸金業法の枠組みだけのものであり、銀行業法の適用を受ける銀行や信用金庫、又は農協などは適用外と定めているからに他なりません。従って、銀行系のカードローンであれば、年収に捉われずに貸付限度額が設定されることになります。但し、銀行系カードローンの審査基準は厳しく、借入れをするのは難しいといった見方もあります。特に、総量規制により追加借入れが出来なくなる人は、他社からの借入残額も多い人であったり、年収の低い人の可能性が高くなります。従って、銀行系カードローンにおける審査のハードルを、そもそもクリア出来ないといった懸念があります。しかし、最近の銀行では、個人向けのリテール強化を経営方針の1つとして打ち出しています。そこで、個人向けリテール強化の為に、大手銀行では消費者金融等を統合や吸収により、自行のグループ傘下に治めようとする、大きな動きが業界に起こりました。その上で、保証会社の審査を、大手消費者金融や信販会社に委託する動きも見られるようになっています。こうした動きから、銀行系カードローンの審査に対して、ただハードルが高いことで諦めてしまう必要も薄らいで来ています。例えば、総量規制の導入で追加融資を受けられなくなった人の全てが、リスクの高い人と決め付けられないからです。長い期間に渡って、1度の遅延も無く返済を続けて来た人を、リスクが高い人と判断するのは安易過ぎます。カードローンは、金融機関と利用者との信頼関係が全てのベースとなっており、その支払い能力は個々によって判断されるべきだからです。銀行系カードローンの審査基準が変遷する中で、総量規制の追加融資を受けられなかった人でも、チャンスは充分に存在していると云えます。 主婦カードローン.jp